Altbau ・（旧築）アルトバウ

ドイツで住居探しに関連し、アルトバウ・ノイバウという言葉がよく聞かれる。ドイツ語でアルトバウ（旧築）とは、
第二次世界大戦前に建てられた家屋を意味する。従い、戦後に建てられた建物はすべてノイバウ（新築）と
なる。アルトバウは、ファサードに豪華な彫刻が施され、3.5メートル以上もあるような室内の天井にも凝った作りの装飾が施されている。当時は大家族向けに建てられた広い間取りのお屋敷を階別に独立させ、集合住宅に
したもの。当時の様式を維持しながら、内装・設備は近代的にリフォームされているので若年層にも住居として根強い人気を保っている。特にハンブルク市内で好まれるロケーション、外アルスター湖周辺に多く残っている。エルベ河沿いの高級住宅地にも多く見かける広大な敷地に建つ格調高いお屋敷は豊かさのシンボルにも
なっている。